
①エストロゲンが減ると骨盤底筋群が弱る???
5つのシンプルな理由がこれ!
- 筋肉そのものが弱くなるから
エストロゲンは「筋肉にコラーゲンをたくさん作れ!」という命令を出しています。
40代後半からエストロゲンが急に減ると、
→ コラーゲン工場がストライキ → 筋肉がパサパサ・薄っぺらくなっていきます。
同じ力で締めようとしても、昔と同じ力は出せなくなります。 - ハンモックの「ゴム」と「紐」が脆くなるから
骨盤底筋群のハンモックは、筋肉だけじゃなく「靭帯」や「筋膜」でできています。
これらの主成分もほとんどがコラーゲンです。
エストロゲンがなくなると、
→ 靭帯が伸びやすくなる
→ 筋膜が薄くなりやすくなる
→ 結果、ハンモック全体が「ゆるゆるの古い布」みたいになってしまいます。 - 尿道の「蓋」がゆるむから
エストロゲンが多いときは、尿道の周りの粘膜がふっくらして、
ちょっとした締め付けでもピタッと蓋ができました。
エストロゲンが減ると、粘膜がペラペラに薄くなって、
いくら骨盤底筋群を締めても「蓋がスカスカ」で漏れやすくなるんです。
(だから更年期以降に急に「くしゃみでチョロッと…」が増える) - 血流が悪くなるから
エストロゲンは一酸化窒素を増やして血管を拡張させます。
骨盤底筋への血流が減る → 酸素・栄養不足 → 筋力・持久力の低下が加速。 - 神経系の感度が落ちるから
骨盤底筋群は意識的に締めるにも、無意識に支えるにも神経の働きが大事です。
エストロゲンは神経伝達物質や神経筋接合部の維持にも関与しており、欠乏すると反射的な締め付け力が落ちます。これが夜間尿失禁や咳尿失禁を悪化させる様です。
エストロゲンは単なる「若さの女性ホルモン」ではなく、コラーゲン・筋肉・血流・神経のすべてに直接的に関与している超重要な維持・強化・メンテナンスホルモン」なんですね。
エストロゲンが減るのは仕方ないことですが、
でも“減ったから終わり”ではなく、
『コアを意識したエクササイズやピラティスで、自分でコラーゲンを守りましょう!』ってことですね。
エストロゲンがいてくれた頃は“自動でメンテナンス”してくれていたけど、
これからは私たちが“手動でメンテナンス”してあげる番。
そうすればいくつになっても、しっかりしたハンモックをキープできますよね。
そうはいっても加齢や更年期は誰しもがむかえる不安要素に思えます😢
でも大丈夫!
コアを意識したエクササイズやピラティス、ひめトレで骨盤底筋群をしっかり鍛えていきましょう。アイルのレッスンでの気づきは日常生活でも活かすことができます☺︎

